今日の思いつき [仕事]

"liquid crystal" protein refolding

protein foldon

Tween 曇点

タンパク 変性 アルコール

モルテングロビュール 準安定

チオール ジスルフィド 交換

nanoemulsion refolding




タンパク質を沈殿させる手法としては、塩析、有機溶媒処理、水溶性ポリマー
処理、pH処理等がある。どの手法も添加する物質の濃度を変化させることで、
タンパク質を分画濃縮することが可能である。ここでは紹介のみに留めるので、
詳細については他の書物を参考にして頂きたい。

硫安沈殿
塩濃度増加に伴うタンパク質溶解度の減少を利用した沈殿分画法。タンパク質
の変性を引き起こさないことから、精製の最初のステップで用いられることが多い。
大きいタンパク質ほど低塩濃度で沈殿する性質があるため、タンパク質溶液を
おおまかに分画しつつ濃縮できる。

有機溶媒沈殿
有機溶媒によってタンパク質分子表面の水和水を奪い、タンパク質分子間の
結合力を高め沈澱を誘発する。沈殿力は一般的にアセトン > エタノール
> プロパノール > メタノールとなる。変性を引き起こし易い手法であることから、
個々のタンパク質で検討が必要である。

水溶性ポリマー沈殿
水溶性ポリマーによってタンパク質分子表面の水和水を奪い、かつ自身が
タンパク質と水素結合することで沈澱を誘発する。ポリエチレングリコールや
デキストランが利用される。

酸性沈殿、等電点沈殿
等電点で最も水に対する溶解度が減少するというタンパク質の性質を利用した
分画沈殿濃縮法。pHを徐々に変化させることで沈殿を誘発する。ゆっくりと
沈殿するため、半日以上の時間が必要である。
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